鳥嶋氏が告白「『ドラゴンボール』はフリーザ編で終わるべきだった」


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001 2015/06/17(水) 21:54:39 ID:PnHjbJvNXs
鳥嶋氏といえば鳥山明のデビュー作『Dr.スランプ』に登場する敵役、Dr.マシリトのモデルであるのはあまりに有名な話。現在では専務取締役にまで出世し、
雑誌事業全般の総責任者として、名実ともに集英社の顔となった鳥嶋氏

ケンコバ「フィナーレのやり方が難しい、と。どのへんがベストだよなー、みたいな考えはあったんですか?」
鳥嶋「やっぱりフリーザ編で締めておくべきだったでしょうね」

そう、ドラゴンボールの初代担当編集が直々に“引き伸ばし”を認めたのである。しかも、フリーザ編終了後の展開で悪役となるのはドクターゲロや人造人間18号だが、
それを見た鳥嶋氏は「ジジイとか女と闘うくらいだったら、もうやめたほうがいい」とまで思ったそうだ。

しかし、人気が出れば出るほど、巻き込む人もカネも大きくなり、やめることはますます難しくなる。そこで、新たな悪役として人造人間セルを追加し、連載は続けられたのだった。
単行本ではフリーザ編は21巻から28巻まで。つまり全42巻のうち、14巻分はある意味蛇足で書き継がれたのだといえる。

今となってはセルやブウの登場しない『ドラゴンボール』は想像できないが、ファンからもよく批判される「戦闘力のインフレ」や「ボール探求という目的の形骸化」、
「死の意味の希薄化」といった傾向が著しくなったのは、その間の出来事である。

その頃、すでに鳥山の担当を離れ、別雑誌の編集部に所属していた鳥嶋氏。番組では「一番苦しい時期に助けてあげられなかった」と忸怩たる思いをつぶやき、続けてこう語った。
「これは、“たられば”で言うんだけど、フリーザ編でやめてたら3つめのヒット作が書けたんじゃないかな」

たしかに『ドラゴンボール』以来、鳥山明は代表作といえるマンガ作品を書いていない。
「あるところから書かせてはいけないところがあるんですね。作家さんには。(鳥山明は書かせてはいけないラインを超えて)真っ白になっちゃったんですね」
そう、鳥嶋氏は分析する。一発当てれば巨万の富が築けるマンガ家稼業。もちろん鳥山明はバクチの大成功者であるが、その代償も大きかった、ということなのだろう。

http://lite-ra.com/2015/06/post-1155.htm...

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071 2016/09/27(火) 19:23:14 ID:HTOI91eBqY
ピッコロ大魔王編で次々と主要な仲間が死んでいく所も絶望感があっていいよな。
つっても死んだのクリリンと亀仙人だけだっけ?

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