岳人列伝


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001 2014/10/25(土) 08:39:29 ID:tUyg.I0n4.
3話目の『北壁』(『PART1.遭難』『PART2.時よ止まれ』からなる)は強烈だった。
1973年、プチドリュ針峰の北壁未踏ルートにドイツ山岳会で名を轟かすウェルナ・ユンゲン、イエルク・ユンゲン親子が挑んだ。
麓の村からはイエルクの弟フリッツが登攀ルートの指示を出す。しかし北壁未踏ルートは難所続きであり落石もあって、
ついにイエルクが滑落し、死亡する。イエルクの遺体は北壁なかばで凍りついた。
イエルクの遺体を回収するために、8年後、屈指のクライマーに成長したフリッツをパートナーとして、再びユンゲン親子は北壁に挑む……。

しかし北壁のテラスの岩肌に横たわるイエルクはダイアモンドのように硬く凍りつき、引き剥がすことができない。
仮に引き剥がしたところで、どうせ背負って下山することはできない。グズグズしていると、強風が吹いてきた。
父はこう言った。「イエルクを砕くんだッ! ためらっている場合ではない。……フリッツ、これは私の仕事だろう」
絶句するフリッツをよそに、父は氷の像と化した息子の遺体にハンマーを振り下ろすのだった……。

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013 2016/10/03(月) 14:15:16 ID:bOa/3ZzdF2
山登りを崇高なロマンみたいな描写が気に食わん。
自ら危険に近づいていって死ぬのは勝手だけどさ、どうです感動するでしょう?みたいに語られても・・・。

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