←そろそろこの画像を貼れば良いのか。
矛盾にしても後付にしても、「漫画としての面白さ」の為にあえてしている場合もある。
本筋に絡むにしろ絡まないにしろ、漫画家としてのスタンスにより扱いは変わる。
「吼えよペン」でもそのような部分に言及されており、「伏線?回収しなきゃいけないの?
その時面白ければいいんじゃないの?」のような考え方をする場合も当然ある。
長期連載用に散りばめていた様々な設定を回収する事無く中期でまとめる場合、
当然割愛する設定もある。
更に、読者は無責任に「矛盾だ」「設定無視だ」「伏線投げっぱなしだ」など非難する事もあるだろうが、
漫画家も出版社も商売でやっている以上、経営的判断が作品を左右するのはやむを得ない。
美術品ならその方針変更や未完成切り上げを非難する事も一理あるが、
商業作品でそれを言う、もしくは作者個人の責任の様に論うのは筋違いだろう。
で、たぶん、こういう言い方をすると、「制作者の責任として云々」という
考え方を持つ人もいるだろうが、あえて暴論を言うなら、「そんなものは無い」。
どんな作品だって世に出してみなければ評価はわからない。
出してみて採算が取れないようなら打ち切り、つまり撤収が当たり前の判断。
そういう行為を無責任な製作者だと非難したいなら、彼らの生活が成り立つ程の
資金援助をする以外に無い。
彼らだって霞を食って生きているわけじゃないんだから。
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