2000年前の戦争の爪痕
その際に巨人技術が開発され人民は自ら巨人の核として戦った
人類が衰退し始める頃、当初は判明していなかった巨人化の弊害が明らかになった
巨人化した際の大きさや能力値は適性によりかなりのバラつきがあるだけでなく
使用時間に比例してそちら側に引っ張られ戻れなくなったり意思とは無関係に巨人化してしまう自体が頻発する
そして一定を超えてしまうと本体(首部分に収まっている人間)が巨人と一体化してしまい二度と戻れなくなる
更にその状態が長く続くと知性が失われていき人間の体は失われ完全に巨人の肉となる
その名残として中枢である首が弱点となった
知性を失っていく段階で凶暴化や人間回帰の本能からの食人行動が始まる
行動に個性があるのは人間であった頃の記憶や外面的特徴、嗜好などが一部残ることがある為である
そして戦争によって疲弊した人類は巨人の暴走を抑えきれずに更に数を減らしていった
これを憂慮した当時の支配者たちは巨人技術やその他それらに繋がる可能性のある技術を
一部の人間だけで管理することを決め回収・破壊した為文明の退化を余儀なくされた
しかしながら夥しい巨人に打つ手は無く主戦場であった大陸を離れいくつかの新天地を求めた
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